会話の練習ドリル:声に出して会話を続ける・切り上げる

各お題には、相手がいま言った一言と、あなたがすべきこと(掘り下げる質問をする、自分の話を少し足す、感じよく会話を切り上げる)が書かれています。声に出して返し、文字起こしを見て、お題どおりのことができたか確かめてください。ほとんどの会話は、この3つの動きで続いていきます。

練習のしかた

  1. お題の前半(何をするか)と、カギカッコの中の相手の一言を読みます。
  2. 話し始めるを押し、相手が目の前にいるつもりで返します。
  3. 15〜30秒で停止を押し、文字起こしを読みます。質問で終わっているか、自分の話が入っているか、きちんと締めの言葉があるか。
  4. できていなければ、同じお題でもう一度。別のお題で次へ進みます。

3つの動きと、よくある失敗

動きよくある失敗うまくいく返し方の例
質問で掘り下げる「へえ、そうなんですね」と相槌だけで終わる「福岡なんですね。転勤って、ご自分で希望されたんですか?」
自分の話を足す質問に答えるだけで、相手に何も返さない「私も最近、作り置きを始めたんです。日曜に2時間かけて。どんなものを作るんですか?」
話題を変える沈黙が怖くて、天気の話を二度する「この会場、窓から東京タワーが見えるんですね。よく来られるんですか?」
感じよく切り上げる黙ってスマホを見て、自然消滅を待つ「お話しできてよかったです。他の方にもご挨拶してきますね。またあとで。」

日本語の会話では相槌が多いぶん、「うんうん」「なるほど」だけで聞き役に回ってしまいがちです。相槌は話を聞いている合図にはなりますが、話を前に進めるのは質問と自分の話です。

質問で掘り下げるコツ

相手の言葉の中で、いちばん具体的な単語を拾います。「福岡に転勤」なら「福岡」か「転勤」。「何をされてるんですか?」のような広い質問より、「転勤はご希望だったんですか?」と相手の言葉を使った質問のほうが、聞いてもらえていると感じてもらえます。

切り上げ方のコツ

切り上げの言葉は「感謝・理由・次」の3つでできています。「楽しかったです」「そろそろ終電なので」「また今度、キャンプの話聞かせてください」。理由は短く、言い訳を重ねないこと。詳しくは会話の切り上げ方と会話を続けるコツで解説しています。

よくある質問

質問ばかりすると、尋問みたいになりませんか?

なります。だから質問を2つしたら、一度は自分の話を足してください。「質問、自分の話、質問」の順で回すと、やりとりらしくなります。

自分の話をすると、出しゃばっているように思われませんか?

一言か二言なら大丈夫です。むしろ相手は、あなたについて何も知らないと、次の質問を考えられません。話しすぎたと思ったら、最後に質問を返せば問題ありません。

最初の一言の練習はどこでできますか?

話しかけられた一言に返す練習は、雑談の練習ドリルにあります。

声は保存されますか?

いいえ。文字起こしはブラウザが行い、集計はお使いの端末の中で行います。Speaking Coach には何も届きません。

相手が実際に返事をしてくれる練習はできますか?

このページのツールは一方通行です。相手役が返事をして、あなたの話に合わせて会話を進めてくれる練習は、Speaking Coach アプリの「会話を続ける」などのシーンでできます。