雑談の練習ドリル:話しかけられた一言に声で返す
表示された一言を、目の前の人に話しかけられたつもりで読み、声に出して返事をしてから「停止」を押します。会話が続く返事は、短い答え、自分についてのちょっとした情報、相手への質問の3つでできています。相槌と「そうですね」だけで終わると、相手がまた話題を探すことになります。
練習のしかた
- 枠の中の一言を読み、場面を思い浮かべます。美容院の椅子、結婚式の円卓、会社のエレベーター。
- 話し始めるを押して、すぐに返事をします。迷う様子も含めて確かめたいので、考え込まずに。
- 10〜20秒で停止を押します。雑談で一度にそれ以上話すことは、あまりありません。
- 文字起こしを読み、最後に相手への質問が入っているか確認します。なければ、もう一度。
型は「答え+ひとこと情報+質問返し」
会話が止まるいちばんの原因は、ひとことで終わる返事です。「そうですね」「はい」で終わると、相手はまた一から話題を探すことになり、二、三回で諦めてしまいます。
| 話しかけられた一言 | 会話が止まる返事 | 会話が続く返事 |
|---|---|---|
| 「今日は急に冷えましたね。」 | 「そうですね。」 | 「ほんとですね。まだ薄手のコートしか出してなくて、駅まで震えてました。もう冬物出されました?」 |
| 「新郎さんとは、どういうご関係なんですか?」 | 「大学の同期です。」 | 「大学のテニスサークルの同期なんです。彼、昔から幹事ばかりやってて。そちらはお仕事のつながりですか?」 |
| 「今日はお仕事お休みなんですか?」 | 「はい。」 | 「はい、平日休みのシフトなんです。このあと髪を切ったついでに映画でも観ようかなと。」 |
| 「お仕事は何をされてるんですか?」 | 「事務です。」 | 「市役所で戸籍の窓口をやってます。地味そうに聞こえますけど、毎日いろんな人が来るんですよ。どんなお仕事をされてるんですか?」 |
差をつけているのは「テニスサークル」「平日休み」「戸籍の窓口」といった具体的な情報です。相手はそこに乗るだけで、次の質問を考えずにすみます。美容院のように相手が話を広げてくれる場面なら、質問返しは省いてもかまいません。
結果の見方
- 出だしに「えー」「あのー」が多い: 不意に話しかけられたときは自然なことです。「あ、」と一言反応してから話し始めると、フィラーなしで一瞬の時間が稼げます。
- 5秒未満で終わっている: 情報も質問もない返事になっている可能性が高いです。もう一度。
- 30秒を超えている: 雑談ではなく自分の話になっています。短く切って、相手に話す番を渡しましょう。
話題に困ったときは雑談のネタ、二言目から先の続け方は会話を続けるコツをどうぞ。
よくある質問
敬語とタメ口、どちらで返せばいいですか?
相手に合わせるのが基本です。ここのお題はほとんど初対面を想定した丁寧語なので、丁寧語で返してください。相手がくだけてきたら、少しずつ合わせていけば大丈夫です。
何も思いつかないときは?
その場にあるものを使います。料理、会場、天気、相手の持ち物。「さっきからこのローストビーフばかり食べてます」でも、十分なきっかけになります。
暗記したセリフみたいにならないためには?
文章ではなく型を練習します。同じお題に、毎回違う情報を入れて3回答えてみてください。
声は録音されますか?
いいえ。文字起こしはブラウザが行い、集計はお使いの端末の中で行います。Speaking Coach には何も届きません。
言い返してくれる相手と練習するには?
会話の練習ドリルで、質問の返し方や会話の切り上げ方を練習できます。実際に返事をしてくる相手がほしいなら、Speaking Coach アプリの「コーヒーマシンの前で雑談する」などのシーンを使ってください。