スピーチを無料でチェック:話す速さと口癖(フィラー)を測る

「話し始める」を押してスピーチの全部か一部を声に出し、「停止」を押すと、話す速さ、フィラー(「えー」「あのー」などの口癖)の数、2秒を超える間、ブラウザが聞き取った文字起こしが表示されます。このツールは測るだけで、内容の良し悪しは判断しません。あなたの言葉を引用した改善のヒントは、Speaking Coach アプリと、英語版なら ChatGPT で無料で受けられます。

使い方

  1. 話し始めるを押し、ブラウザがマイクの使用を求めたら許可します。
  2. 本番と同じように話します。できれば立って、ふだんの声の大きさで、途中で言い直さずに最後まで。2〜3分話すと、結果が安定します。
  3. 停止を押すと、話す速さ、フィラー、長い間、時間、フィラーに印がついた文字起こしが出ます。
  4. 同じ部分をもう一度話して、結果を比べます。1回につき直すのはひとつだけにしてください。

ブラウザが音声認識に対応していない場合は、文章を貼り付けてチェックできます。Zoom や Teams の録画の字幕をコピーして使うこともできます。

このツールが測るもの

項目意味見るポイント
話す速さ(語/分)全体を通した話す速さ。日本語は「文字数÷2.5」を1語として推定×2.5で1分あたりの文字数になります。140語/分なら約350字/分
フィラー「えー」「えっと」「あのー」「まあ」「なんか」「そうですね」など回数より、話の出だしに固まっていないか
長い間2秒を超えて何も聞き取れなかった箇所意図した間か、言葉に詰まっただけか
文字起こしブラウザが聞き取った内容誤変換された言葉は、早口や語尾が消えている箇所であることが多い

日本語では話す速さを「1分あたりの文字数」で考えるのが一般的なので、このツールの「語」は目安です。詳しくは話す速さチェッカーで説明しています。

このツールにできないこと

正直に言うと、これは計測器で、コーチではありません。結婚式で新郎の学生時代のエピソードがウケるか、弔辞で故人らしさが伝わるか、プレゼンの筋が通っているかはわかりません。なまりや発音も評価しません。

また、ブラウザの音声認識はきれいな文章を出そうとするため、「えー」「あのー」を省くことがよくあります。実際のフィラーは表示より多いと考えてください。

数字以上のフィードバックがほしいとき

「あなたは『…』と言いました。『…』と言ってみましょう」という具体的なフィードバックは、次の2か所で受けられます。

  • Speaking Coach アプリ(iPhone・Android、日本語対応):AIの聞き手があなたのスピーチを聞き、終わったあとに質問をしてきます。話す速さ、フィラー、長い間に加えて、あなたの発言を引用した改善のヒントが出ます。「この瞬間をやり直す」を使えば、つまずいた場面だけを90秒でやり直し、何が変わったかを確かめられます。
  • ChatGPT の無料アプリ:声を録音すると、速さ、フィラー、間と、次に試す改善点がひとつ返ってきます。ただし英語のみで、1日2回までです。

持ち時間に収まるかはスピーチ時間計算機で、フィラーだけを数えるならフィラーカウンターで確かめられます。

よくある質問

話した内容は保存されますか?

いいえ。Speaking Coach には音声も文章も届きません。文字起こしはブラウザの音声認識(Chrome と Edge は Google または Microsoft、Safari は Apple)が行い、集計はお使いの端末の中で行います。

どのくらい話せば正確な結果になりますか?

最低1分、できれば2〜3分です。20秒程度だと、一度詰まっただけで速さの数字が大きく変わります。

文字起こしが間違っているのはなぜですか?

人名、専門用語、方言、早口の部分は誤変換されやすいためです。速さや間への影響は小さいですが、フィラーの数は変わることがあります。

プレゼンの練習にも使えますか?

はい。スライドなしで話してみてください。スライドをめくりながら練習したい場合は、Speaking Coach アプリに PDF で追加し、クリッカーのようにスワイプしながら話せます。

スピーチにちょうどいい速さは?

聞き手がついてこられる速さです。会話よりやや遅め、特に大事な一文の前後では一拍置くくらいがちょうどいいでしょう。